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認知症老人が在宅生活に復帰した?事例

はじめに、この事例は在宅生活を続けていく上で認知症が少しずつ進行していき、現在の公的サービスでは在宅生活は難しく、最終的には家族の負担が大きいと考えさせられる事例なので取り上げました。

基本情報  A氏 女性 年齢82歳 介護保険申請
      
国保あり 介護度3 認知症中度

                                     

生活歴   B町で出生。高等小学校卒業、織物関係の仕事をする(年金2ヶ月20万円)

C氏と結婚、長男出生・夫・兵隊に行く。家では家内工業、農業をしていた。夫の妹と同居していた。長男が結婚し同居する。平成5年夫の妹死亡。平成6年夫死亡、昭和63年39歳で長男死亡

ADL  歩行   自立(転倒頻繁にあり) 

     食事   自力摂取可

排泄   一部介助(リハビリパンツ)入浴―自立 

着脱   一部介助(裏表できること頻回)

問題行動 夜間せん妄 被害妄想 幻視・幻聴・徘徊・異食

健康状態 心筋梗塞(カテーテル挿入)入院3回 高血圧 老人性痴呆 

 

家族関係  お嫁さんは世帯の中心になっているので仕事は休めない。仕事に行っている時は、独居状態になっている。仕事が遅くなることが多いので仕事にいっている間みてほしい。お嫁さんとの関係は良好である。

経過

13・5・1   デイサービス9:30〜17:00)とヘルパー(デイの送り出し)を利用

13・5・17 デイ送った後に家から居なくなる。ヘルパーで家人帰ってくるまでで対応する

14・6・1  ショートとデイと併用して在宅生活維持。

15・12・1 ショートステイを利用。支給限度額以上は10割負担。

16・7・1  キーパーソンが仕事を定年退職し、在宅生活を始める。その為に住宅改修を行う。

現在   お嫁さんが自宅で山に行き、野菜等を一緒に作って過ごしている。

     レンタルベッド等を使って在宅生活を継続している。

     

まとめ  A氏にとっては理想的な結果であるが、キーパーソンが定年じゃなか
 た場合、
在宅生活に復帰できていたのが疑問です。